クサイ！どうにかしたい！気になる体臭を消す方法とは？

汗をたくさんかくような季節になると気になるのが身体の臭い「体臭」です。
汗をかくことで発してしまう体臭ですが、臭いが気になるからといって汗をかかない訳にはいきません。

汗をかくということは、体温を調節する為に必要不可欠な事になります。
そもそも汗自体は99%が水分なので臭いはほとんどありません。

しかし時間が経つと、その汗に雑菌が繁殖して、ガスを発生させてしまうことで体臭が発生してしまいます。

男性、女性問わず多くの人が悩みを抱えている体臭の問題。
今回はそんな体臭を消す方法について解説していきたいと思います。
自分の体臭が気になっている人は、是非参考にしてみて下さい。

体臭を抑える効果のある食べ物

体臭の強さ、臭いの質などは何を食べるか、食生活にも大きく左右されてしまいます。

ではどのような食生活を送れば体臭を抑えることが出来るのでしょうか。
毎日の食生活にも取り入れやすく、体臭を抑える効果の高い食べ物についても紹介していきたいと思います。

梅干し・黒酢・レモンなど

これらの食材には体臭を抑えてくれる消臭効果があります。
これらの食材には「クエン酸」が豊富に含まれており、クエン酸には臭いを抑える消臭効果があります。

また、腸内環境を良好にしてくれます。
腸内環境が良くなる事で、食欲がおちる夏場などには食欲を増進させてくれるので夏バテ予防にも効果があります。

バナナ・リンゴ・大豆・もずく・ココア

体臭が強い人の特徴として言えるのが、動物性脂肪を中心としたアルカリ性の食生活に偏りがちです。

これらの食材には、そんなアルカリ性に偏った食生活を中和してくれる効果が期待できます。

バランスの取れた食生活を送る事で体臭も抑えることが出来ます。

海藻・ゴボウ・サツマイモ・カボチャ・玄米

これらの食材には「食物繊維」が豊富に含まれています。
食物繊維を多く取ることで、体内に溜まった老廃物をスムーズに排出してくれる効果が期待できます。
老廃物は臭いの原因の元になってしまいます。

また、お通じが良くなることで便秘も解消され腸内環境を整えてくれる効果もあります。

このような食生活を毎日送るのは難しいという人は、野菜ジュースを毎日飲むようにするなどでも効果が期待できます。

体臭を強くしてしまう食べ物

体臭は何を食べるかが大きく関係してきます。
食べ物によって体臭を抑えることも出来ますが、もちろん食べ物によって体臭を強くしてしまう物もあります。

デートの前や、大切な予定の前には控えるようにした方がいいかもしれません。
紹介していきますので参考にしてみて下さい。

肉・魚・乳製品

肉類や魚、チーズやバターなど動物性脂肪を摂り過ぎてしまうと体臭を強くしてしまいます。
動物性脂肪の多い食材を中心としたような食生活は避けるようにしましょう。

しかし、たんぱく質は筋肉とって必要不可欠な栄養素になります。
肉や魚を極端に食べなくなると、筋肉の低下や体力の低下に繋がってしまうのでほどほどに。
バランスの取れた食生活を心がけてください。

香辛料

スパイスのような香辛料、辛い物は体臭を強くしてしまう場合があります。
臭いの強い物は体臭にも影響を与えてしまいます。

また辛いものなどは発汗作用があるため汗をかき、その汗が空気中の雑菌と結合すると臭いの元となってしまいます。

アルコール・カフェイン

アルコールやカフェインを多く摂取すると、体臭の原因となる物質を作り出してしまいます。

特にアルコールを体内で分解する時に「アセトアルデヒド」という物質が生成されてしまいます。
このアセトアルデヒドが増加すると、尿だけではなく皮膚からも排出されるので、体臭の原因になってしまいます。

アルコールの飲み過ぎは健康面からも、体臭の面から見ても悪影響を与えてしまいます。
飲み過ぎないように注意して下さい。

制汗剤とデオドラント剤の違いは？

近年さまざまな臭いに関する商品が販売されています。
それらの中には「制汗剤」や「デオドラント剤」など種類の違う物があります。

これらの商品には使用目的も違いますし、使い方を間違えてしまうとトラブルの原因になってしまう場合があります。

制汗剤とデオドラント剤の違いや、選び方のポイントについて紹介したいと思いますので参考にして下さい。

制汗剤

制汗剤とは汗を抑制することを目的とした製品になります。
脇などの皮膚に直接塗ると、毛細血管を収縮させて汗腺にも働きかける為、汗を抑える効果があります。

制汗剤の特徴としては、汗を吸収してくれる「吸収剤」と、汗の発汗を抑える効果のある「収れん剤」が配合されています。

デオドラント剤

デオドラント剤とは体臭、臭いを抑えることを目的とした商品になります。
体臭は汗に雑菌が繁殖してガスを発生させてしまうことから臭いを発してしまいます。

デオドラント剤はその雑菌の繁殖を抑えて、臭いの元を解消する事です。

この様に、制汗剤とデオドラント剤には異なる効果があるのですが、最近では2つの効果が１つになった商品も販売されています。

デオドラント剤の種類

一言にデオドラント剤といってもさまざまなタイプの商品が販売されています。

そんなデオドラント剤のタイプについ紹介していきます。

ロールオンタイプ

ロールオンタイプとは肌に直接塗るタイプになります。
成分が肌に密着するので、高い消臭効果を期待することが出来ます。

外出時など、いつでも気軽に使用する事は難しいと思いますので、出かける前に脇などの臭いの気になる部分に塗ってみて下さい。

狙ったところを重点的に制汗する事が出来るので、臭いを気にせず快適に過ごす事が出来ます。

パウダースプレータイプ

パウダースプレータイプは臭いの気になる部分に「シュー」っとスプレーする事が出来ます。
外出先でも持ち運びが出来、気になった時にいつでも使えるところが便利です。

気軽にスプレー出来て、スプレーした部分がサラッと仕上がるので、足の裏やストッキングの上からでも使用する事が出来ます。

ローションタイプ

ローションタイプはサラッとした液体タイプになります。
全身に塗る事が出来るので、首元や腕などの汗をかきやすい部分にも使え、制汗効果、消臭効果、清涼感を味わう事が出来ます。

ウエットティッシュタイプ

ウエットティッシュタイプは、ティッシュに除菌効果のある化粧水を染み込ました物になります。

何処でも気軽に汗を拭き取る事が出来るので、体臭を抑えることに効果的です。

デオドラント剤の注意点

汗の臭い、体臭を抑制するうえで高い効果があるデオドラント剤ですが、間違った使い方をするとかえって体臭を強めてしまったり、肌のトラブルの原因になってしまいます。

デオドラント剤を使う際の注意点について紹介したいと思います。

まず、敏感肌や乾燥肌の人はデオドラント剤を使用する前にパッチテストを行って、自分の肌に合うかどうかを確認するようにしましょう。
パッチテストを行うことで、肌トラブルを回避する事が出来ます。

また、デオドラント剤の抗菌作用によって肌にとって必要な菌まで抑制してしまい、かえって体臭の原因になる悪玉菌を繁殖させてしまう可能性があります。
デオドラント剤を使用した場合は、必ずしっかりと洗い流すようにして下さい。

体臭を抑制、消臭するうえで高い効果が期待できるデオドラント剤ですが、使い方を間違えてしまうとトラブルの原因になってしまいます。
自分に合ったデオドラント剤を見つけて、夏を乗り越えて下さい。

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