髪の生え際大丈夫?M時ハゲの見分け方と原因・対策方法は?
AGA(男性型脱毛症)の典型的な薄毛のタイプの一つでもあるM時型ハゲ。
髪の生え際が、M時型に後退していく症状が特徴になります。
このM時ハゲは前髪を下ろしていると、周囲から気づかれにくい事もありますし、場合によっては本人もM時ハゲの進行が進んでしまうまで気がつかないケースもありま
す。
しかし早期に対策をとらないとM時ハゲは進行が早く、治りにくくなってしまう為、M時ハゲには早期対策が重要だといわれています。
その為には、M時ハゲの初期症状を理解し、知っておく事が大切になります。
今回はそんなM時ハゲの初期症状の見分け方や原因、対策方法を詳しく解説していきたいと思います。
Contents
M時ハゲとは?
M時ハゲとは、日本人に一番多いといわれる薄毛の症状で、額の生え際の髪が両端から薄くなっていき後退していく症状を言います。
おでこの真ん中の髪は残るので、剃り込みを入れたような状態になり、生え際の形がアルファベットの「M」の字の様に見えるため「M時ハゲ」と呼ばれています。
ドラゴンボールの「べジータ」の額が典型的なM時ハゲだといえます。
M時ハゲは進行が早い!
薄毛にもいろいろなタイプがあるのですが、そんな中でもM時ハゲは進行するスピードが早いと言われています。
髪型によってはM時ハゲは隠れている部分になる為、気がつきにくい場合もありますし、気づいた時にはすでにM時ハゲがかなり進行してしまっているという場合も考え
られます。
特にM時ハゲは生え際の部分が薄毛が進行していくので、抜け毛が増えたかなっと感じても一見見た目では髪の量はそれほど変化はしません。
なのでM時ハゲを早期に発見するためには普段から自分で意識してチェックしていく必要があります。
M時ハゲの初期症状は?
ほおって置くとどんどん進行してしまうM時ハゲ。
少しでも早く気がつき、対策をとることが大切だといわれています。
自身の髪の変化に気がつくようにするために、M時ハゲの初期症状について解説したいと思います。
- 抜け毛が増えてきた
- こめかみの髪が細く短くなってきた
- こめかみ辺りの髪の密度が減ってきた
- 髪の生え際辺りにかゆみを感じる
- 最近髪のセットがしずらくなった
この様な症状を感じることがありませんか?
これらの症状が現れだしたら、M時ハゲの進行が始まっている可能性があります。
M時ハゲの原因は?
これまでM時ハゲについて紹介してきました。
では、M時ハゲを発症してしまう原因は一体何なのでしょうか?
その理由は大きく分けると3つの原因が関わっているようなので詳しく解説していきたいと思います。
男性ホルモン
男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素と結合すると、強い脱毛作用を持った男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」という物質
に変換されます。
この「DHT」がも毛母細胞にダメージを与えてヘアサイクルを乱してしまう事から薄毛が進行してしまいます。
前頭部の髪の生え際には、「DHT」の原料の一つである「5αリダクターゼ」が多く存在しているため、M時型に薄毛が進行してしまうといわれています。
血行不良
M時に薄毛が進行してしまう前頭部ですが、前頭部はもともと血流の流れが悪い部分でもあります。
そもそも頭皮は身体の中でも一番上にあるので、重力の関係からも血行が悪くなってしまいます。
また、前頭部に通っている血管はもともと少なく、細いのでそれらの面からも血行が悪くなりやすい部分でもあるといえます。
髪を育てるために必要な栄養素は血流によって頭皮に運ばれているので、健康な髪を育てるためには血行をよくする事は必要不可欠といえます。
喫煙やストレス、飲酒などでも血行不良につながてしまうので注意して下さい。
遺伝
M時ハゲも遺伝による影響を受けるといわれています。
特に母方の祖父が薄毛の場合は、薄毛になる遺伝的な要因があると考えれれるので危険信号です。
しかし、薄毛の遺伝による影響は2割程度といわれており、遺伝があるからといって諦める必要はありません。
薄毛の原因には生活習慣の乱れや、食生活の乱れなどの後天的な要因も深く関係しています。
かえって自分に薄毛の遺伝的要因があるとわかっているほうが、薄毛が進行してしまう前から対策をとることが出来るというメリットもあります。
M時ハゲになりやすい人の特徴
食生活・生活習慣が乱れている
M時ハゲの原因のところでも紹介しましたが、M時ハゲは血行不良が大きく関係しています。
生活習慣が乱れていて、生理機能が十分に機能していないと血液や酸素などが十分に体内や頭皮に行き渡らないため体調を崩してしまったり、頭皮環境も悪くなってしま
います。
また、睡眠も行くもうにとっては非常に大切です。
髪を育てる為には「成長ホルモン」という物質が必要ですが、成長ホルモンの分泌される時間帯に睡眠をとっていないと成長ホルモンが十分に分泌されません。
成長ホルモンが活発に分泌される時間帯、夜の10時~夜中の2時の間にしっかりと睡眠している事が重要です。
喫煙している
喫煙は髪にとっても、あなたの健康にとっても良い事は一つもありません。
健康な髪を育てたい、保ちたいと考えているのであれば絶対に禁煙する事をお勧めします。
タバコ代で浮いたお金で育毛剤を使用する事も出来ますよね。
タバコが髪に悪い理由としては、ホルモンバランスを乱してしまう事にあります。
その結果、薄毛の原因であるAGAを引き起こす要因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を招くことになってしまいます。
更に喫煙する事で、血管を収縮させてしまいます。
血行不良は育毛において天敵といえますので、血管が収縮してしまう事は頭皮環境においても悪影響になってしまいます。
父・祖父がM時ハゲ
やはり薄毛が遺伝の影響を受ける以上、遺伝的要因を無視する事は出来ないと思います。
しかし悪い様に考えていてもしょうがありません。
逆に遺伝があるとわかっているのであれば、先手を打って対策をとることが出来ると前向きに考えるようにしましょう。
M時ハゲに効果的な対策方法
M時ハゲは絶対に防げないものではありません。
しかし何もせずにほおって置くとどんどん進行していってしまいます。
しっかりと早期に対策を行なえば、M時ハゲを予防・改善する事も十分に可能です。
M時ハゲの予防・改善方法として効果的な方法を紹介したいと思います。
育毛シャンプーを使用する
シャンプーはどれでも同じだと思っていませんか?
シャンプーは頭皮環境を左右する上で大きいな役割を持っています。
スーパーやドラックストアーなど、どこででも売っているような一般的なシャンプーは「高級アルコールシャンプー」といわれ洗浄力が強すぎます。
洗浄力の強いシャンプーを使うと泡立ちも良く、頭皮をきれいに洗えるような気がしますが、洗浄力の強すぎるシャンプーを使用すると頭皮に必要な皮脂まで根こそぎ落
としてしまう為、かえって頭皮の防衛本能から皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。
育毛シャンプーといわれるようなシャンプーや、アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が優しく頭皮環境を整えてくれるような成分も含まれているので、頭皮には優しいシャ
ンプーになります。
サプリメントを使用する
M時ハゲを予防・改善するためには栄養をしっかりと補給する事が重要です。
その為にはサプリメントを使って必要な栄養素を摂取する方法が効果的です。
主に必要な栄養分は2種類になります。
「髪の成長に必要な栄養分」「血行を改善する栄養分」の2種類になります。
髪の生成に必要不可欠な栄養分は「亜鉛」です。
また、血行を促進してくれる栄養分には「オウゴンエキス」「センブリエキス」「海藻エキス」などがあります。
これらの栄養分を毎日の食事で補おうとすると、とても大変だと思うのでサプリメントを利用しましょう。
育毛サプリメントなどを利用すると、一つのサプリメントで、これらの成分を全部配合しているような物もあります。
健康な髪のために、サプリメントを使い効率よく必要な栄養を補給しましょう。
育毛剤をしようする
育毛剤は薄毛の治療薬としてももちろん効果的ですが、薄げ予防として使用している人も多くいます。
近年では効果の高い育毛剤が多く販売されていますし、男性ホルモンの活動を抑制してくれる物や、血行促進効果のある物、頭皮の環境を整えてくれるような育毛剤が多くあります。
最近ではほとんどの育毛剤に効果が出なかった場合に、購入金額を全額返金してくれるようなサービスがついていますので、それらを上手く利用してあなたの頭皮に合った育毛剤を見つけてみてください。