AGA(男性型脱毛症)の特徴とは?ハゲないためにやるべき事とは?
薄毛や育毛について、インターネットなどで少しでも調べた事があるという人なら一度はこの言葉を耳にした事があるのではないでしょうか?
「AGA(男性型脱毛症)」最近ではテレビのCMや雑誌などでも目にする機会も増えてきました。
薄毛にもいろいろなタイプがあるのですが、AGAもそんな薄毛のタイプの一つになります。
今回はそんなAGAの特徴やAGAの進行を止めるためにやるべき事などについて解説していきたいと思います。
育毛の第一歩として、まずはしっかり薄毛の原因について理解する事が大切だと思います。
最後までしっかり読んで、あなたの育毛に役立ててください。
Contents
AGAって何?
AGAが薄毛の原因の一つだということはなんとなく知っているけど、詳しくわからないって人も多いのではないでしょうか?
そんな人の為にAGAについて詳しく説明していきます。
AGA(エージーエー)は「Androgenetic Alopecia」の略称で、日本語にすると「男性型脱毛症」の事をいいます。
その名前の通り、男性に多い脱毛のタイプで男性ホルモンが大きく関係しておこる薄毛の症状です。
男性の薄毛の原因の多くがこのAGAによるもので、若い人にも多く見られます。
AGAは進行性なので、一度発症してしまうと何もせずに進行を止める事は出来ません。
そのまま放置してしまうとどんどん症状が悪化してしまう可能性があります。
AGAの特徴・初期症状とは?
画像:http://ikumoukizoku.com/527/
AGAは発症したからといって数日後にはいきなりハゲているという様なものではありません。
時間をかけてゆっくりゆっくりと進行していき、気がついたときには薄毛がだいぶん進んでしまっているという場合も少なくありません。
特に頭頂部からの薄毛などは、本人が気がつくことが出来ずに周りの人からの指摘で薄毛の進行を知ったという人も多いようです。
AGAを断定して見分けるのは難しいのですが、AGAの症状や、見分け方を紹介したいと思います。
■髪にハリやコシがなくなった
■髪が寝やすく、ボリュームがなくなった
■髪の分け目が以前より目立つ
■おでこが以前と比べて広くなってきた
■額の生え際に産毛のような短い髪が目立つ
■シャンプー時の抜け毛が増えた(1日200本以上が目安)
■朝起きると枕に大量の抜け毛がある
■以前に比べて、髪のセットが決らなくなってきた
■周りの人から「薄くなった」と指摘を受ける
私たち人間の髪の毛は毎日抜けています。
個人差もあるのですが、一般的には毎日50~100本程度の髪が抜けているとされています。
1日の中でいちばん髪が抜けるのは、やはりシャンプーの時で、1日の抜け毛の約半分がシャンプー時に抜け落ちているといわれています。
AGAを発症すると抜け毛の本数は100本を大きく超えるといわれています。
季節的なものや、個人差もあるのですが急に抜け毛の本数が増えた場合にはAGAの進行を考えたほうがいいかもしれません。
では、AGAになるといったいどの様にして髪が抜けていくのでしょう?
AGAの抜け毛の特徴について解説していきたいと思います。
生え際の薄げ・M字ハゲ
AGAのによって引き起こされる薄毛の中でも、一番多い薄毛のタイプが生え際の薄げ、つまりはM字ハゲになります。
ドラゴンボールのべジータをイメージしてもらうとわかりやすいのですが、生え際の両サイドから剃りこみのように薄くなるタイプです。
しかしこのM字ハゲは、自分でも鏡を見れば確認しやすい部分なので気がつきやすい薄毛のタイプになります。
M字ハゲの特徴として、進行が比較的早いのですが、薄毛の変化に気がつきやすいので早めに対策をとりやすく、M字ハゲは改善しやすい薄毛のパターンでもあります。
おでこが広くなってきたと感じたら、早めの対策をとる事をおすすめします。
頭頂部の薄毛・てっぺんハゲ
頭の頭頂部、てっぺんから薄毛になるタイプがこの「てっぺんハゲ」です。
頭頂部は鏡を見ていても自分では見えない為、頭頂部の薄毛は気がつきにくいといえます。
「気がついた時にはかなり薄毛が進行してしまった...」
なんて事にならない為にも、日ごろからシャンプー時の抜け毛の本数や、枕についた抜け毛の本数を意識しておくと髪の変化に気がつきやすくなります。
前頭部の薄毛
AGA(男性型脱毛症)でなる薄毛のタイプの中でも最も進行スピードが早いとされているのがこの前頭部の薄毛になります。
前頭部の薄毛は、生え際の薄毛と頭頂部の薄毛が一緒に発症する事が多いため、そうなると薄毛の進行が一気に進んでしまいます。
サザエさんの波平さんをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
見た目にも薄毛が目立ちやすい部分になるので、ハゲてしまった時の精神的なダメージも高くなってしまいます。
薄毛の進行が始まる前に予防もこめてケアしていく事が大切になります。
AGAになりやすい人の特徴は?
AGAが発症した場合の抜け方の特徴を解説してきましたが、次にAGAになりやすい人の特徴を紹介したいと思います。
自分がAGAになりやすいかどうかが解っていれば、予防的な対策もとりやすいと思います。
ストレスが多い環境にいる
友達・勉強・恋愛・上司・仕事など、ストレスを感じてしまう要因は人それぞれで、そのストレスの感じ方も人によって違います。
ストレスの原因は様々ですが、ストレスを感じてしまうと誰においても髪や頭皮に悪影響を与えてしまう事は確かです。
私達は強いストレスを感じると、頭皮が硬くなり血行不良を起こしてしまいます。
頭皮に髪の成長に必要な栄養や酸素を供給しているのは血流です。
なので血行が悪くなってしまうと、頭皮の隅々まで必要な栄養素を運ぶ事が出来なくなってしまうので、頭皮環境は荒れてしまいます。
荒れた頭皮からは健康な髪を育てることは出来ないので、AGAの進行を進めてしまう可能性もあります。
またストレスを感じることで身体のいろいろな機能も低下してしまう場合もあります。
その低下した機能を補うために栄養素を大量に消費してしまうため、栄養素が不足して頭皮に必要な栄養が送られなくなってしまう可能性もあります。
食生活が乱れている
コンビニ弁当や外食、ジャンクフードやカップラーメンなどが中心な食生活を送っていると、添加物や脂分のとり過ぎで皮脂の過剰分泌など、頭皮環境を悪くしてしまう可能性があります。
皮脂が過剰に分泌されてしまうと、頭皮の毛穴を詰まらせてしまい髪の成長を妨げたり、新しい髪が育つのを阻害してしまうなどのトラブルの原因になってしまいます。
タバコを吸う
健康の為にも、髪のためにも、そして金銭的なことからもいえる事ですがタバコを吸うことで良い事は一つもありません!
しかし、タバコによる害はたくさんあります。
タバコは頭皮や髪にとっても悪影響でしかありません。
タバコを吸うと、血管が収縮してしまうので頭皮に張り巡らされた細い毛細血管の血流は滞ってしまいます。
血行不良になると栄養が頭皮全体に十分に行き渡らなくなってしまうので、栄養が不足して髪はやせ細ってしまいます。
また喫煙によって体内のビタミンは破壊されてしまうので、髪の成長に必要な栄養素が不足してしまう可能性も大いに考えられます。
AGAにならない為にやるべき事は?
禁煙する
上にも書きましたが、喫煙で得られる物は何もありませんし、失ってしまうものばかりだといえます。
健康・髪・お金などなくしてしまうと取り返しがつかないような物まで失ってしまう可能性が高いのです。
タバコを吸わないとストレスが溜まるという人は、禁煙によってういたお金で、新しい趣味を見つけるなどしてストレス発散方法を見つけてみてはいかがでしょうか?
育毛剤を使用する
最近ではAGAの原因である男性ホルモンの働きを抑制してくれる育毛剤が多く販売されています。
なので意識の高い人は、育毛剤を薄毛の予防として禿げる前から使用している人も多くいます。
自分にあった育毛剤を見つけて、頭皮環境を正常に保つ事で薄毛になるリスクを下げる事が出来ると思います。
食生活を見直す
まずは朝・昼・晩の3色をしっかりと食べる事、そして肉類・魚・野菜をバランスよく食べる事が大切です。
忙しくてもなるべくコンビニ弁当や外食に頼るのではなく、自炊するようにしましょう。
また、脂っこい食事や、塩分の多い味の濃い食事は控えるようにしてください。
あくまでもストレスを感じない程度で行い、自分にあった方法で少しずつでも食生活を改善していってください。