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若はげを予防する、正しいシャンプーのやり方・選び方とは?

髪の悩み
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若はげとは、10代・20代のような若い世代で薄毛を発症してしまう事で「若年性脱毛症」の事を呼んでいます。
近年ではこの若はげに悩みを抱えている人が増加傾向にあるといわれています。

この若はげを予防したいのであれば、シャンプーをおろそかにしては絶対にいけません。
特に若い人は、お洒落を楽しむためにワックスのような整髪剤を使用する機会が多かったり、頭皮が脂っぽくなりがちだったりするので髪や頭皮がダメージを受けやすくなってしまいます。

また、シャンプーは毎日行ないますよね?
なので毎日使うシャンプーや、そのシャンプーのやり方が間違っていれば、髪や頭皮は毎日ダメージを受けてしまう事になってしまいます。
そう考えると、シャンプーが髪や頭皮に与える影響は非常に大きなものになると思います。

今回はそんなシャンプーのやり方と、シャンプーの選び方について解説していきたいと思いますので、普段の自分のシャンプーのやり方が間違っていないかチェックして下さい。

 

シャンプーが若ハゲに与える影響

まず最初に、シャンプーが若はげに対してどの様な影響を与えるのかを解説していきたいと思います。

若はげの一番の原因は男性ホルモンによるものです。
男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素「5αリダクターゼ」が結合して、強い脱毛作用を持つ男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換される事で薄毛の原因になってしまいます。

このDHTの分泌は「食生活」「生活習慣」「遺伝」などに起因するので、シャンプーではどうする事も出来ません。

シャンプーが頭皮に与える影響は、頭皮環境の改善です。
髪は頭皮で育てれれます。
おいしい野菜を栽培するのに、栄養を多く含んだ土壌が必要不可欠なように、健康な髪を育てるためには、健康な頭皮が必要不可欠になります。

なので、シャンプーによって若はげの根本的な問題を解決する事が出来なくても、シャンプーを上手く使用する事によって若はげの改善・予防を行なう事は出来ます。

 

正しいシャンプーのやり方

実はシャンプーの正しいやり方を知らない人って結構いるんです。

シャンプーのやり方は子供の時に教わると思います。
それ以来、そのやり方が習慣になってしまっていると思いますので、自分のやり方に疑問を持つ人も少ないと思います。

最初に教わったやり方が間違っていたり、やり方を間違って覚えてしまっている場合も考えられます。
もう一度、自分のシャンプーの方法が正しいかどうかチェックしてみてください。

 

まずはブラッシング

まず最初に行なうのはブラッシングです。
入浴前に、目の粗いブラシでブラッシングを行なってください。

その効果としては、髪のもつれをとることで、シャンプー時に指が髪に通りやすくなるためシャンプーの泡立ちを良くしてくれたり、汚れを落としやすくしてくれます。

また、ブラッシングによる適度な刺激によって頭皮の血行を促進してくれる効果も期待できます。

 

ぬるめのお湯でしっかり洗う

シャンプーを行う時には、まず最初に髪を濡らしますよね?

その時はぬるめのお湯でしっかり髪と頭皮を洗い流してください。
この時点で髪についた汚れの8割は落とす事が出来ると言われています。

熱いお湯で頭皮を洗ってしまうと、刺激が強すぎてしまい、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌の原因になってしまいます。
最適な温度は38℃ぐらいのぬるま湯が適しているとされています。

 

シャンプーは手のひらで泡立てる

このポイントを間違えてしまっている人が意外と多いのかもしれません。
シャンプーを手に取り出した後、すぐに髪につけてゴシゴシしながら泡立てているという人が多いのではないでしょうか?

でもこれはシャンプーをする時に一番やってはいけない事です。
シャンプーを直接髪や頭皮につけると刺激が強すぎます。
特に薄毛が進行中の頭皮は刺激に対して敏感になっているので注意して下さい。

シャンプーを手に取り出した後は、少量の水を加えて手のひらでしっかり泡立ててから、泡を髪にのせてからシャンプーするようにしてください。

 

指の腹で頭皮や髪を優しく洗う

いよいよ洗う段階にやってきましたが、頭皮や髪を洗う際は指の腹を使って優しく洗うようにしてください。
ゴシゴシ力を入れて洗ってしまうと、頭皮を傷つけてしまう可能性があるので力加減には気をつけてください。
基本的には自分が気持ちいいと感じる程度の力で洗うようにすればいいと思います。

洗う時間の目安は1~2分程度。
髪の生え際から頭頂部に向かってもみこむように全体をまんべんなく洗うようにしてください。

 

しっかりとすすぐ

このポイントも間違っている人が多く、シャンプーでの薄毛対策とって肝となる部分でもあると思います。

シャンプーの成分が少しでも頭皮に残ってしまうと頭皮はダメージを受けてしまいます。
なのでシャンプーの成分が残らないようにするためには3~5分程度の時間をかけてしっかりと洗い流す事が大切です。

最後にしっかりシャンプーを洗い流したら、シャワーのお湯を頭皮に当てたまま頭皮をマッサージしてください。
サイド→生え際→頭頂部に向かって、指の腹をつかって円を描くように優しくマッサージを行ないます。

頭皮をマッサージする事で、頭皮の血行を良くしたり、毛穴に詰まった汚れや皮脂などをきれいに洗い流す事が出来ます。

 

間違ったシャンプー方法

間違った方法でシャンプーを行なっていると髪や頭皮はダメージを受けてしまいます。
なので絶対にやってはいけない間違ったシャンプーのやり方について解説していきたいと思いますので、普段の自分のやり方に当てはまっていないか確認してみてください。

 

爪を立てて洗っている

かゆいところがあるからといって、爪を立てて頭皮を洗うのは絶対にNGです。

頭皮を爪を立てて洗ってしまうと頭皮を傷つけてしまいます。
その結果、頭皮の炎症などの原因になってしまいますので、シャンプーをする時には指の腹を使って頭皮をもみ込むように優しく洗うようにしてください。

 

熱いお湯で洗う

寒い冬などはシャワーの温度を高くしてしまいがちですよね。

しかし、頭皮にとって40℃を超える様なお湯は熱すぎてしまい、軽い火傷を起こしてしまう温度になります。
頭皮に適した温度は38℃、冬場には少しぬるいと感じてしまうかもしれませんが、熱いお湯で頭皮を洗ってしまうと、頭皮の乾燥や炎症の原因になってしまいます。

 

すすぎが不十分

シャンプーにおいてすすぎは非常に大きな役割を持っています。

少しでも頭皮にシャンプーの成分が残ってしまうと頭皮の炎症やかぶれの原因になってしまう為、すすげが非常に大切になってきます。
髪のサイドや生え際、頭頂部など、耳の後ろから襟足までも頭皮の隅々をしっかり洗い流すようにしましょう。

 

シャンプーの選び方

あなたはシャンプーをどうやって選んでいますか?
シャンプーはどれを選んでも同じと思っていませんか?

シャンプーによっては頭皮の環境を整えてくれる物もあれば、逆に頭皮環境を悪化させてしまう物もあります。
シャンプーの選び方について紹介していきたいと思います。
シャンプーの主な成分は「界面活性剤」といわれる成分になります。
その界面結成剤を大きく分けると「高級アルコール系」「石けん系」「アミノ酸系」の3つに分類する事が出来ます。
この「高級アルコール系」は一般的に販売されているようなシャンプーの事いい、「高級アルコール系」「石けん系」のシャンプーの特徴としては洗浄力が強すぎます。
洗浄力の強いシャンプーで頭皮を洗ってしまうと、頭皮に必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまい、頭皮の防衛本能からかえって皮脂を過剰に分泌させてしまったたり、頭皮環境をかえって悪化させてしまう恐れがあります。

 

シャンプーに含まれる危険な成分

一般的なシャンプーが洗浄力が強すぎるため、育毛にとってあまり適していない事は理解していただけたでしょうか?

そんなシャンプーの成分の中でも絶対に避けたほうが良いといえあれている成分について紹介していきたいと思います。
これらの成分が含まれているシャンプーは頭皮や髪にとってダメージの原因になるので、使用しないようにしてください。

 
■パレス3硫酸ナトリウム
■アンモニウムラウレス硫酸ナトリウム
■ラウリル硫酸ナトリウム
■ラウリル硫酸アンモニウム
■スルホン
■キシレンスルホン酸アンモニウム

 

「アミノ酸系」のシャンプーがおすすめ

頭皮環境を整え、育毛に適したシャンプーは「アミノ酸系のシャンプー」になります。

アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が優しく、アミノ酸は私たちの髪の毛や頭皮を作るたんぱく質の成分なので安心して使用する事が出来ます。

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