若い世代の薄毛が増えてる...若ハゲの原因と対策まとめ!
「最近おでこが広くなった...」
「髪の分け目が目立つ...」
「髪にボリュームがなくなった...」
「最近髪のセットが上手く出来ない...」
この様なことを周りの人から言われたり、また自分で感じているのではないでしょうか?
薄毛の悩みというと、中年男性の悩みというイメージが強いですよね?
しかし近年では、薄毛は中年男性だけの悩みではありません。
10代・20代の様な若い世代でも薄毛、若ハゲに悩みを抱えている人が増加傾向にあります。
「若いから禿げるはずがない!」といって放置していると、薄毛はどんどん進行していってしまいます。
今回はそんな若ハゲの原因や対策方法について解説していきたいと思いますので、あなたが今少しでも自分の髪に不安を感じているのであれば最後までしっかりチェックし
て参考にしてみて下さい。
Contents
若ハゲっていったい何?
一般的に男性の髪の毛は10万~15万本の髪が生えていると言われています。
しかし、薄毛が進行してしまうと髪が太くなる前に成長が止まってしまうので、細くて短い髪が大量に増えてしまいます。
その結果、見た目にも髪の密度が極端に少なくなってしまうので、髪が少なくなったように感じるようになります。
更に薄毛が進行してくると、通常なら「毛孔(毛穴)」から通常2~5本生えているはずの髪が、抜け落ちて少なくなってくると1穴につき1本しか生えていない状態になって
しまいます。
この様な状態を一般的に「男性型脱毛症」と呼んでおり、男性の薄毛の95%を占めているといわれています。
また、この男性型脱毛症を10代や20代で発症してしまう場合もあります。
そのように若い世代で発症した場合には「若年性脱毛症(じゃくねんせいだつもうしょう)」と呼び、一般的には「若ハゲ」と呼ばれています。
若ハゲはどうして起きる?若ハゲの原因!
10代・20代のような若い世代なら、身体の細胞も若くて元気なはず。
なのにどうして若い世代で薄毛を発症してしまうのでしょうか?
今からは、若ハゲの原因について詳しく解説していきたいと思います。
男性ホルモンの影響
若ハゲの原因の一つとして考えられるのが、男性ホルモンの影響が考えられます。
10代・20代はホルモンの分泌も盛んな時期で、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量も急激に増加するようです。
この男性ホルモン「テストステロン」が多いからといって若ハゲになるという訳ではないのですが、男性ホルモンが間接的に若ハゲに関係しています。
「テストステロン」が還元酵素「5αリダクターゼ」と結合してしまうと、強い脱毛作用をもつ男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化してしまいます。
この「ジヒドロテストステロン」が毛根を攻撃して髪の成長を止めたり、薄毛を進行させてしまいます。
睡眠不足
私たち人間の髪の毛は、睡眠時に最も成長しているといわれています。
つまり睡眠時間が極端に短いなど、睡眠不足になってしまうと髪にとっても悪影響を与えているということになります。
人間の身体のほとんどが、食事などによって摂取した栄養素から作られています。
その栄養素は、私たちが起きている時には脳や身体を働かせるために消費されています。
その為、脳や身体が休んでいる睡眠時にしか、髪には栄養が回ってきません。
若いときって寝る時間も惜しんで、遊ぶ事に夢中になりがちですよね?
しかし髪や健康の事を考えて、睡眠はしっかりとるようにしてください。
食生活の乱れ
特に若い人には多いのですが、食生活の乱れも薄毛のリスクを高めてしまう大きな原因の一つになります。
若いときって健康の事を考えて食事なんてしていないですよね?
食べたい物ばかりを食べてしまいがちですし、コンビニや外食が中心になってしまったり、またダイエットなどで無理な食事制限を行なっていたり、乱れた食生活を送りがちです。
髪の毛は私たちが食事によって摂取した栄養素から作られています。
なので食生活が乱れていて、栄養が不足していれば健康な髪は育てる事が出来ません。
あなたが今自分の髪に不安を抱えているのであれば、髪に良いとされる食材をしっかりバランスよく食べる事が大切です。
ストレス
若い世代の薄毛にはストレスが大きく関係している場合があります。
私たち人間の身体は強いストレスを感じてしまうと交感神経が刺激されて、血管が収縮されてしまいます。
その結果血行不良になってしまい、頭皮の隅々まで髪に必要な栄養素を運ぶ事が出来なくなってしまうので、健康な髪を育てることが出来なくなってしまいます。
過度なパーマ・カラーによるダメージ
若い世代ってやっぱりお洒落にも敏感な年頃ですよね?
やっぱり中高生の頃には禁止されていた、パーマやカラーなんかにも積極的に挑戦してみたくなると思います。
しかし、強い薬剤を使用するカラーやパーマを何度も連続して行うことは頭皮や髪にとってかなり悪影響になってしまいます。
毎月のようにパーマやカラーなど薬剤を使った施術をする人もいますが、頭皮への悪影響は計り知れません。
こんな人は若ハゲの危険あり!?
親族がハゲている
よく薄毛は遺伝するということを耳にすると思います。
やはり血縁に薄毛の人が多いと、本人も薄毛になる可能性は高くなります。
特に母方の祖父の影響を大きく受けるんだそうです。
しかし、薄毛の原因は遺伝だけではありません。
薄毛になりやすい体質を遺伝によって受け継いでいたとしても、しっかり対策をとって頭皮の環境を正常に保っていれば薄毛を予防する事が出来ます。
自分に遺伝的要因があるという人は、薄毛が進行してしまう前にしっかり対策して薄毛を予防してください。
生活のリズムが乱れている
毎日規則正しい生活を送るということは非常に難しい事だとは思います。
しかし薄毛と睡眠には大きな関係があります。
夜中までテレビを見ていたり、ゲームやパソコン、携帯などをいじっていたりしていませんか?
健康な髪を育てる為には「夜の10時~夜中の2時」この時間帯に睡眠している事が大切だといわれています。
この時間帯は「髪のゴールデンタイム」と呼ばれており、髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されやすい時間帯になります。
健康な髪を育てる為には、健康的な生活を送ることが大切です。
しっかり睡眠をとってください。
食生活が乱れている
10代・20代の様な若い人たちは、外食やコンビに弁当などやジャンクフードなどを食べる機会も多いのではないでしょうか?
これらの食事には添加物や塩分、脂分などが多く使われています。
塩分を取りすぎてしまうと、血行不良の原因になってしまいますし、脂分は皮脂の分泌量を増加させて毛根を詰まらせてしまいます。
頭皮環境を正常に保つためにもバランスのとれた食生活を送ってください。
今日からできる若ハゲ対策!
バランスのとれた食生活を心がける
髪の毛も食事によって摂取した栄養素から作られています。
なのでしっかりバランスのとれた食生活を送って、栄養をしっかりと摂取する事が大切です。
髪に必要な栄養素は「ビタミン・アミノ酸・ミネラル」です。
肉類、卵、乳製品、野菜、穀物などバランスよく毎日3食しっかり食べることが重要です。
髪に為にも、健康の為にもしっかりバランスのとれた食生活を送ってください。
しっかり眠る
睡眠時間をしっかりととって規則正しい生活を送るようにしましょう。
髪は寝ている間に育つと言われています。
何時間眠るかということも大切ですが、何時に眠りについているかも重要になります。
「夜の10時~夜中の2時」髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されやすい、この4時間の間にしっかり睡眠している事が大切です。
夜の10時には睡眠していないといけないので、夜の9時過ぎには布団に入るようにしないといけません。
なかなか難しい事ですが、髪の為に規則正しい生活を送るようにしてください。
適度な運動をする
適度な運動を行なう事も薄毛を予防するために大きな効果があります。
ウォーキングやジョギングなどを行なうと、代謝が上がり血行が良くなります。
血行が良くなるということは、頭皮に栄養や酸素が運ばれやすくなるので頭皮環境の向上に繋がります。
また軽い運動で身体が疲れると睡眠の質も向上しますし、身体を動かす事でストレスの発散にもなります。
運動は髪に良い様々な効果が期待できますので、積極的に取り入れるようにしてください。
シャンプーを見直す
頭皮環境を整える上で、シャンプーは大きく関係しています。
シャンプーのやり方もそうですが、どんなシャンプーを使用するかも大きな問題です。
どこででも売られているような一般的なシャンプー「高級アルコール系シャンプー」といわれるようなシャンプーは洗浄力が強すぎます。
市販のシャンプーの中には頭皮にあまりよくない成分が含まれているシャンプーも多くあります。
なので薄毛予防を考えるのであれば、洗浄量がやさしく頭皮環境にも良い「アミノ酸系シャンプー」をおすすめします。
アミノ酸系シャンプーは適度な洗浄力で頭皮の乾燥も予防してくれるので、頭皮環境も整えてくれます。
育毛剤を使用する
薄毛の治療薬というイメージが強いと思いますが、育毛剤を薄毛の予防薬として使用している人も多くいます。
育毛剤には男性ホルモンを抑制するタイプ、頭皮の血行を促進するタイプ、頭皮や毛根の栄養を促進するタイプ、皮脂を抑制するタイプなど様々なタイプの物があります。
自分のタイプにあった物を使用する事で、薄毛の進行を予防する事が出来ます。