下半身ダイエット!脚やせに効果的なスクワットのやり方
街中を歩いていると、脚が細いスタイルのいい人をみて見とれてしまったり、羨ましく思った経験ってありませんか?
足が細いとパンツでもスカートでも綺麗に着こなすことができ、ファッションの幅も大きく広がりますよね。
脚を細くする方法には、脂肪吸引やエステに通うなどの方法もありますが、その場合高額なお金がかかってしまいます。
なので今回はお金をかけずに自宅で簡単に取り組める脚やせダイエット「スクワットダイエット」の効果、やり方について詳しく解説していきたいと思います。
地道に努力を重ねる事で、身体はいくつになっても変えることが出来ます。
あなたの理想のボディのために、是非参考にしてみて下さい。
Contents
「スクワットダイエット」とは?
スクワットと聞くと筋肉を大きくする筋トレのイメージが強いのではないでしょうか?
そのイメージは間違ってはいません。
「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」の3つが筋肉を大きくする3大トレーニングと呼ばれています。
では筋トレのイメージの強いスクワットがどうして脚を細くするダイエットに効果があるのでしょうか?
スクワットをすると太ももなどに筋肉がついてしまい太ももが太くなってしまうきがしますよね?
もちろんスクワットによっていちばん鍛えられるのは太ももの筋肉です。
しかし、太ももが筋肉でムキムキになるほどのトレーニングする訳ではなく、ダイエット目的で行うので太ももが太くなる事はありません。
私たち人間の筋肉の約7割は下半身にあると言われています。
全身の筋肉の中でも、1番大きな筋肉が太ももの筋肉「大腿四頭筋」です。
その他にも、お尻にある「大臀筋」「中臀筋」や太ももの裏側には「ハムストリングス」、そしてふくらはぎには「下腿三頭筋」など下半身にはさまざまな筋肉がひしめき合っています。
つまりは「スクワットダイエット」とは、太ももや下半身の筋肉量の多い部分を鍛える事で基礎代謝を上げ、身体を痩せやすい体質に変えることを目的としたダイエット方法になります。
スクワットの効果とは?
脂肪を動かすより筋肉を動かす方が多くのエネルギーを消費します。
なのでスクワットによって下半身の筋肉を鍛えることによって代謝が上がり、ダイエット効果がある事は上で説明してきました。
その他にもスクワットには、さまざまな効果があるので紹介したいと思います。
健康維持
ふくらはぎの筋肉が「第二の心臓」と呼ばれていることは知っていますか?
ふくらはぎの筋肉は足に流れてきた血液を、心臓に送り返すポンプの役割を持っています。
なのでふくらはぎの筋肉が衰えてしまうと、血液を送り返す力が弱くなってしまい血行不良を起こしてしまいます。
その結果、老廃物が溜まりやすくなってしまい「セルライト」の原因になってしまいます。
スクワットダイエットを行う事で、足の筋肉が鍛えられるので、肩や首、腰などのコリ、冷え症、むくみなどが解消されます。
ヒップアップ効果
年を重ねるごとに筋肉は衰えてしまうものです。
加齢と共にお尻が垂れてしまうのはその為です。
しかし、スクワットを行う事でお尻の「大臀筋」「中臀筋」を鍛える事が出来る為、お尻をキュッと引き締める事が出来ます。
姿勢の矯正
スクワットを行うと下半身のさまざまな筋肉、そして「腹筋」「背筋」なども同時に鍛える事が出来ます。
その結果、姿勢がよくなるので立ち姿が綺麗になるなどの効果も期待することが出来ます。
正しいスクワットのやり方
スクワットは正しいフォームで取り組まないと膝や腰に負担がかかり、痛めてしまう場合があります。
なのでトレーニングを始める前に、正しいスクワットのやり方をしっかり理解してから取り組むようにして下さい。
- 足は肩幅よりも少し広めに開く
- 腹に力を入れてへこませる
- 爪先は少し外側に向け、膝と爪先の向きをそろえる
- 胸を張り、肩が耳の下に来るように
- 目線は真っ直ぐ、遠くを見るような感じに
- 背中を曲げずに、そのまま椅子に座るイメージでしゃがむ
- 太ももと床が平行になるように、膝は90度に曲げます
- 呼吸は止めずに、しゃがむ時に吸い、立つ時に吐きます
スクワットを行う理想の回数は?
スクワットは正しいフォームで行えば、少ない回数でもかなりの負荷がかかります。
なので今まで特に運動もしておらず、これから初めてスクワットダイエットをやるという人は、最初は5回×3セットでも構わないと思います。
続ける事が重要ですので無理なく続けられる、自分に合ったレベルで設定して下さい。
とはいえ、やはりトレーニングなので「これが限界」と思う回数よりも1回でも多くこなす事で、筋肉を追い込むことが出来るのでダイエット効果も高くなっていきます。
最初は5回×3セットで始めても、慣れてきたら10回、15回と負荷を上げながらトレーニングを続けて下さい。
一度のトレーニングで筋肉痛を感じる程度の負荷で行い、その筋肉痛が治ってから再度トレーニングを行なって下さい。
だいたい3日に1度くらいのペースになると思います。
間違ったダイエットのやり方
これまでにいくつかのダイエットに取り組んできたという人も多いかもしれません。
そして、頑張っても思うような効果を得られなかったという人もいると思います。
いくら努力しても、間違った方法では成果が得られません。
まずは正しい知識を持つことが大切になります。
無理な食事制限はNG
ダイエットに取り組む人は、短期間で効果を得たいと考えることから、過激なダイエット方法を選んでしまいがちです。
その一つが絶食や特定の食品しか食べないような無理な食事制限です。
ダイエットと言えば食事制限は基本と言えるのですが、それはあくまでも栄養のバランスを考慮しながら、余計なカロリーを抑えるというやり方です。
確かに絶食や単品ダイエットを行うと、短期間で効果を実感する事が出来ます。
しかしその反面、身体に大きな負担をかけてしまいます。
絶食や単品ダイエットによって栄養が不足してしまうと、体調を崩してしまったり、肌が荒れてしまったり、ひどい場合には摂食障害を発症したり、骨粗鬆症になったりと、心身に疾患を抱えてしまう可能性があります。
短期間での減量はリバウンドのリスクも高くなってしまいますので、間違った方法でのダイエットを選ばないように注意して下さい。