ED・インポテンツ、勃起不全をを自力で治す方法とは?
「ED」「インポテンツ」「勃起不全」など
呼び方は様々ですが、男性にとって自信につながる身体の悩みを抱える人は増加傾向にあるようです。
ED・勃起不全というと中高年の男性の悩みというイメージが強いのではないでしょうか?
でもそれは間違いです。
EDを発症してしまう原因は人によって様々です。
最近では20代・30代でEDの悩みを抱えている人も多くいます。
つまりEDは誰にでも起こりうる疾患と言えると思います。
男性なら誰もが思っている事ではないでしょうか?
「出来るだけ長く、年齢を重ねても元気な下半身を維持していきたい」と...
なので今回はそんなEDを自力で治療する方法について紹介していきます。
男性なら知っていて絶対に損はない情報だと思うので、ぜひ最後までしっかり読んで参考にしてください。
Contents
EDってどんな病気?
EDを治療する前に、まずはEDがいったいどんな病気なのかをしっかり理解することが大切です。
EDについてわかりやすく解説していきたいと思います。
EDとは「勃起障害」「勃起不全」のことで、英語で「Erectile Dysfunction」、それを略してEDと呼ばれています。
完全に勃起が出来ない場合もそうですが、勃起するのに時間がかかってしまったり、勃起はするけれど勃起を維持できず、途中で萎えてしまう場合もEDと診断されます。
専門的に言えば、EDは性交時に十分な勃起や、それを維持することが出来ない為、満足な性交が出来ないことと定義されています。
日本人の内、40代の5人に1人、50代の2.5人に1人がEDに悩みを抱えていると言われています。
EDは生活習慣病?
EDと言うと、性器(陰茎)の病気だと考えている人が多いと思いますが、実はEDは血管の病気で生活習慣病の仲間なんです。
生活習慣病になると血液中の一酸化窒素の量が減少してしまう為、血管が硬くなる「動脈硬化」を起こしてしまいます。
動脈硬化が起こってしまうと、血液の流れが悪くなってしまったり、血液がどろどろになって流れにくくなってしまいます。
この様に血流が悪くなってしまうことで、血管が詰まってしまったり、塞がってしまうことで引き起こされる病気が「脳梗塞」や「心筋梗塞」などです。
そんな血液が流れにくくなる症状が陰茎で起きた場合にあらわれるのがED(勃起不全)です。
勃起は陰茎の海綿体に大量の血液が流れ込むことで、ペニスが硬く大きくなります。
なので、陰茎への血流が悪くなってしまうと正常な勃起が出来なくなってしまいます。
EDを自力で治す方法は?
上で紹介してきましたが、EDを改善するには生活習慣病を改善すれば言いという事になります。
生活習慣病の改善方法として医療機関が推奨している方法は運動療法と食事療法です。
この二つを行うことでEDも生活習慣も改善させることが出来ます。
ではこれから実際にどの様な運動をどれだけやればいいいのか、どんな食材を選べばいいのかなど詳しく紹介していきたいと思います。
運動でEDを治す
取り組む運動によって効果に多少の違いはありますが、運動によって得られる効果は、主に「血行改善」「男性ホルモンの増加」「血液をさらさらにする」この様な効果が期待できます。
40代になるとEDに悩みを抱える人の数は急増します。
その原因の多くは身体機能(血管機能)の低下が原因だとされています。
しかしこの加齢によるEDは「血行改善」「男性ホルモンの増加」させることで改善させることが出来ます。
有酸素運動を行う
有酸素運動の代表的なものは、ランニング、ウォーキング、水泳などです。
有酸素運動には血液中の「LDLコレステロール値」や「中性脂肪値」を下げる効果があります。
その結果血液をさらさらにすることが出来るので、血流を良くしたり、動脈硬化度を下げることが出来ます。
実際にどれぐらいの運動量が必要かというと、一般的なウォーキングなら1日30分以上を目安にしてください。
もし、忙しくてまとめて30分以上の時間が作れない場合でも、分割して10分のウォーキングを3~4セット行っても効果はあります。
運動時間の合計が、1週間で3時間以上になるように頑張ってください。
運動によって動脈硬化の改善があらわれるには、目安として4週間の継続が必要と言われています。
筋トレを行う
筋トレを行う事で男性ホルモン「テストステロン」を増加させることが出来ます。
男性は30代になるとテストステロンの分泌量が減少してしまいます。
体内のテストステロンが減少してしまうと、性的機能の低下や、肉体の衰えが見えはじめます。
そのテストステロンの分泌量を増やすのに効果的なのが筋トレです。
筋トレで筋肉に負荷をかけることで、筋肉をつくろうとして身体はテストステロンを分泌させます。
EDの治療に効果があるとされる筋トレ方法は「スクワット」です。
スクワットは骨盤の下にある筋肉「骨盤底筋郡」を鍛えることが出来る運動です。
この骨盤底筋郡を鍛えることで、陰茎を引き締め、海綿体に血液をとどめることが出来、勃起を継続させることが出来ます。
自転車はダメ?
最近は自転車が流行っていますよね。
通勤などで、自転車を使っている人も多いのではないでしょうか?
また、年配の方などでも趣味としてロードバイクなどの自転車に乗っている人をよく見かけます。
しかしこの自転車の乗りすぎで、EDになる場合もあるので注意が必要です。
自転車に長時間乗っているとサドルによって陰部が擦れることで勃起に必要な血管を圧迫し、傷つけてしまう恐れがあるようです。
特にロードバイクのサドルの様な、小さくて硬いサドルは注意が必要だとされています。
食生活の改善でEDを治す
ED患者の中にも食生活の乱れからEDを発症してしまっている人も多いとされています。
そのようなEDには食生活を見直すことでEDを改善することが出来ます。
年齢に関係なくメタボ症候群の人はEDを発症してしまうリスクが高いと言えます。
しかし、食生活に気をつけることで血管や血流を改善することが出来ます。
ED改善に効果のある食材は?
ネギ、玉ねぎ、ニラ、らっきょう、にんにくなどのネギ類です。
これらのネギ類には「アリシン」という成分が含まれています。
アリシンにはがん予防、血栓の予防・改善、抗酸化などの効果や、滋養強壮効果も期待できます。
また、男性ホルモン「テストステロン」の生成を助ける効果もあるので男性機能アップにも効果があります。
ネギ類の他にも、牡蠣やしじみ、あさりなどの貝類もED改善効果のある食材になります。
貝類には「亜鉛」が豊富に含まれています。
亜鉛は「セックスミネラル」と呼ばれていて、テストステロンの生成を促し、精子の生成を助ける効果があります。
また、亜鉛にはすい臓から分泌される体内ホルモン「インスリン」の働きを助け、血液中の血糖値を下げたり、血液をさらさらにしてくれる効果があります。
ネギ類や貝類以外でも亜鉛を多く含む食材にはうなぎや豚レバー、牛肉などがあります。
食事療法は少し時間がかかり、改善に取り組んでから効果を実感するまでには12週間程度の継続が必要になります。
EDの原因となる食生活
ED改善するうえで、効果の高い食材について紹介してきましたが、逆に摂取するのを控えたほうが良い食材についても紹介していきたいと思います。
EDを引き起こしてしまう原因の一つが動脈硬化です。
その動脈硬化の原因となるのが「コレステロール」や「糖尿」です。
外食中心の食生活や、ジャンクフード、コンビに弁当、インスタント食品やお菓子など、EDを治したいなら乱れた食生活は絶対にNGです!
これらの食品には添加物が多く含まれているため、栄養面から考えても身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
手軽で簡単に食べることが出来、便利なのはわかりますがEDの改善、健康のことを考えるとお勧めできません。
サプリメントで治す
サプリメントを使用することで得られる効果は、血行促進効果や男性ホルモンの増加です。
食事だけでは摂取するのが難しい成分でもサプリメントなら簡単に摂取することが出来ます。
特に上でも紹介した亜鉛は、食事だけでは十分な量を摂取することが難しい成分の一つで、日本人のほとんどが亜鉛不足だと言われています。
なので必要な栄養素を簡単に摂取する方法として、サプリメントを利用することは効果的な方法だと思います。
また、サプリメントは薬ではないので、使用されている成分も医薬品ではなく自然由来の成分ですので、大きな副作用の心配もなく安心して使用できるところも魅力の一つだと思います